整体/医療用語辞典:さ行-①

サーキュレイション

体温・Spo2(動脈血酸素飽和度)・チアノーゼ・外頚静脈の怒張の程度・意識障害の有無・瞳孔・対光反射・腹満・嘔吐・嘔気など・・。

挫創

外力が直接加えられることによって、皮膚や筋肉が挫滅された状態をいう。

擦過創

いわゆる「すりきず」で、皮膚の表面だけの外傷をいう。

挫傷

種々の程度の鈍力によって生体の組織が圧縮されて起こる外傷。

サーモグラフィー

体の表面の温度分布を知るための機械。装置は赤外線を感じる赤外線テレビカメラと、モニター用のテレビ、それに録画した画像を分析するコンピュターからなる。

ザーリー

血色素検査。貧血の度合いを知るため古くから用いられた「比色法」。パーセントで表される。 100~85%=正常  80~75%=要注意  70%以下=要治療  60%以下=高度貧血 

ザルベ

軟膏。

酸素テント

酸素吸入の一方式。テントのような形の装置で、この中に多量の酸素が送られており、また患者のだす炭酸ガスは吸収装置によって除去される。

三方活栓

ハイカリックバック。人工栄養として大量点滴注射を施行する際の器材。

ジアテルミー療法

高周波電流によって組織の深部に熱を発生させる一種の熱量法。

CRP

C反応性蛋白質のこと。人体の一部に炎症や組織が壊されたときに、その血液中に肺炎球菌と結びつきやすい一種の蛋白質が現われる。

GOT・GPT

両者をトランスアミナーゼ検査という。血液中のトランスアミナーゼの量を測定する。いずれも肝炎の初期の診断に重要な検査。

時間外特例医療機関

夜間の救急医療を行うために、国または地方公共団体等が開設している医療機関をいう。

CCU

Coronary Care Unitの略。心臓疾患、とくに急性心臓疾患に対し集中治療を行いうる機能を有する施設をいう。

シーネ

副子。骨折の際、患部の固定を行うためのそえ木。ボール紙・木・竹・金属板・針金・ギプスなどが材料に用いられる。

支払基金

「社会保険福祉診療報酬支払基金」の略。国民健保以外の保険者の支払や審査業務の代行機関であり、業務に要する費用は保険者より徴収している。これに対し国保の支払は各市町村が行っている。

脂肪塞栓

脊髄中の脂肪が抹消血管により血流を通して肺または脳に達し、小動脈あるいは毛細血管を塞栓する。肺塞栓:呼吸困難・せき等を起こし、時には血痰を出すこともある。脳塞栓:痙攣(けいれん)・意識消失を起こし、嘔吐(おうと)をみることもある。

瀉血術(しゃけつ)

静脈より血液を抜くことを瀉血といい、循環血液量を減少させて、心臓の負担を軽くすることを目的とする。

斜面牽引

グリソン係蹄を装着し、斜面台に寝て身体の重みで牽引する方法。

シャント

短絡。起点と終点の間に瘻行または器具を設置し、通路を形成して液体を吸収ないし排出系へ流出させること。

十字靱帯形成術

膝関節部で大腿骨と脛骨を固定している十字靱帯は損傷を受け断裂することがある。損傷した靱帯を治し、機能を取り戻す手術をいう。

重複撮影

消化管の造影剤使用撮影の一つで胃の運動状態を観察するために一枚のフィルムに一定の時間をおいて2~3回連続撮影する方法。

消化管

口-咽頭-食道-胃-小腸(十二指腸・空腸・回腸)-大腸(盲腸・結腸・直腸)-肛門の順に連なり全長約9m、そのうち約40㎝の部分が横隔膜より上にあり、残りは腹腔内にある。