整体/医療用語辞典:さ行-②

症候群

症状の集合。病的経過に伴った微候や症状の集合で、症状を構成しているもの。

静脈麻酔

麻酔剤を静脈内の注射し、それが血液によって脳に運ばれ、全身麻酔をおこす方法である。

植皮術

皮膚のケロイドや瘢痕を除くとき、手術のため皮膚を切り取ったあとの傷口が大きくて、皮が張らないとき、あるいは広範囲の火傷その他の外傷による潰瘍が治らないときなどに他の部分の皮膚を切り取って移植して傷をなおすことをいう。

ショック

急激に全身毛細血管の麻痺拡張が起こり、そのため血液がそこに集まってしまって、心臓や脳など重要臓器へ循環血液量が減少し、種々重篤な臨床症状を呈するものをいう。

シロップ剤

白糖またはその他の糖類の濃い水溶液に医薬品を加えた液剤で、味の悪いため、薬を飲みたがらない乳幼児を対象としている。

心因性

精神的な悩みやショックが原因となっているものをいう。

心音図検査

心音及び雑音を音波として描写するもので普通は心電図と同時に記録される。 聴診器によって直接耳で聞くよりも、客観的かつ正確な診断ができる。

神経ブロック

痛みの伝導路を断ったため、患部に通ずる交感神経などの集中点を一時的に局所麻酔して神経を遮断(ブロック)する治療法。 浸潤麻酔 手術する場所にプロカインなどの局所麻酔剤をまんべんなく注射する方法。小手術に用いる。

心身症

精神的原因が身体の障害の原因となっている病気。

新生児

誕生日から28日までの小児をいう。

心臓カテーテル検査

血管内にカテーテルを挿入し、心臓まで達したところで、内圧・ガス分圧を測定し、正常な状態か、異常な状態か、また以上であればその程度を調べる。

診断穿刺

注射器をもって、病的変化のあると思われる身体の部分に穿刺して病的液体、あるいは組織の存在を知って診断上の参考とすること。 シンチグラム 放射性同位元素(ラジオアイソトープ)を有する薬物を生体に投与し、この分布を体外から測る。それによって臓器や組織の形態や、機能を知ろうとする検査。

シンチスキャナー

シンチレーション計数管を用いて放射線をだしている部分を縦横に走査する装置。シンチグラムをとるのに用いる。

シンチレーション・カメラ

放射性医薬品を患者の内部に投入し、臓器から放射する放射線を人体外部から計測し、臓器の形状や摂取状況を観測し、臓器の疾患の有無・機能の診断を行う装置。

心電図

心臓の収縮の際生じる電流を外に誘導して図形化したものをいう。コードを身体の各所に結んで微電流を拡大記録する。これを誘導という。誘導法には12種類ある。

真皮縫合

縫合による瘢痕、ケロイドを予防するために、真皮(表皮の下の結合組織層)のみに縫合を行う方法。縫合の糸は表皮面下で短く切り、後日抜糸することはしない。

心不全

血液循環が維持できなくなる心臓の機能的障害。

診療所

医師または歯科医師が、公衆または特定多数人のため医業または歯科医業を行う場所であって、入院施設を有しないもの、または入院施設が19床以下のものをいう。

診療報酬

医療保険による診療報酬は厚生大臣が中医協に諮問して定める。それぞれ診療行為については、これを表した「診療報酬点数表」が定められており、これに単位(10円)を掛けたものが診療報酬となる。